李 贊煕(イーチャンヒ)司祭のメッセージ


教会は、愛の共同体
      
                                     
仙台聖フランシス教会牧師
東北教区 司祭 ドミニコ 李 贊煕
(聖フランシス教会 2017年11月号・月報

巻頭言

教会は、愛の共同体です。世界の中で、疲れて傷ついた人々が、最初の教会を思い浮かべることができるようする必要があります。教会を考えるとき「愛と容赦と平和」の姿が浮かんで必要です。教会では、人を差別せずに、誰も温かい歓迎を受け、心から歓迎する雰囲気が必要です。だから疲れて重荷を負っている人たちが訪ねてくるところになるようにする必要があります。なぜなら、教会は、イエス様が十字架で血と復活の栄光を与えてくださったからです。

神様が私たちのために立ててくださった救いの箱舟が教会だからです。だから、教会に来て、祈り、賛美し、礼拝を捧げたら、疲れた魂に力が生じて傷が治癒され、新しい希望を持つようになります。放蕩息子が新しい人になって、闇の中にいた人生が真実の光を発見するようになるところが教会です。人々は「教会を通して」自分がどれだけ尊い存在なのかを知り、自分を望んでおられる神様の愛がどれだけ大きいか悟るようになります。教会は、このように、愛と恵みに満たされなければならないです。イエス様が私たちの教会の主人であるからです。

 教会の主であるイエス·キリストは、あなたがこの地にされた働きを教会にゆだねました。その中で最も重要な働きが今日の御言葉に出てくる「すべての民をわたしの弟子にしなさい」という言葉です。イエス様が教会にゆだねられた使命の中に「世界に福音を伝え、伝道しなさい」ということより、大きなものはありません。

 「神様を愛し、隣人を愛しなさい」とは、第一の戒めも、福音宣布と伝道で具体的に集めてしまいます。この世の全ての人々に「神様を知るようにして、神様に賛美するようにすること」より、神様に栄光を捧げることはありません。私たちが隣人に与えることができる最大の愛は隣人にとって、主を知るようにして、その方を救い主として告白するようにすることです。

 罪と暗闇の中にいる兄弟たちに福音の神秘と恵みを経験ようにして、人生を幸せに生きるように要求することが、主が私たちにお願いしたのです。今の痛みや不安の中にいる隣人に訪ねて行って、私たちが受けた福音を伝え、恵みを分けましょう。世の中のすべての人々が神を父と呼び、神の国の民として生きて行くようにすることが「弟子にしなさい」ということです。

  教会は成長する必要があります。成長が止まった子供を見ている親の心どのくらい痛いでしょうか今、神が私たちの教会をそのような心で見ておられます。主は涙を流しながら私たちの教会が治療を受けて起きることを望んでおられます。

 すべての教会が成長して、神様に栄光を差し上げましょう。