李 贊煕(イーチャンヒ)司祭のメッセージ


2017年聖霊降臨日を迎えて
      
                                     
仙台聖フランシス教会牧師
東北教区 司祭 ドミニコ 李 贊煕
(聖フランシス教会 2017年6月号・月報

巻頭言

基督教の最も重要な礼拝はクリスマス、イースター、聖霊降臨日です。十字架の死から復活された主イエスは弟子たちに現れて、「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす」(ヨハネ20:21)。その後、弟子たちに向かって息を吹きかけて、「聖霊を受けなさい」(ヨハネ20:22)と言われました。「聖霊降臨」の画像検索結果

  復活後40日間、聖霊によって神の国のことを語りかけ、昇天しながら。「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい。ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは間もなく聖霊による洗礼を授けられるからである。」さて、使徒たちは集まって、「主よ、イスラエルのために国を建て直してくださるのは、この時ですか」と尋ねた。イエスは言われた。「父が御自分の権威をもってお定めになった時や時期は、あなたがたの知るところではない。あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」(使14-8)と言われました。

  120人余りが約束を信じて、集まって心を同じくして祈りを始めました。10日が過ぎペンテコステの日になると、そのように祈った120人に、突然、天から急に強い風のような音と一緒に火の舌のように割れることがあらゆる人の上に一つずつに際して、彼らも聖霊の満たしを受けて、聖霊が話させてくださるまま基づいて、他の言語で話し始めました。そして聖霊に満たしたことで力を受け、それらによって福音が地の果てまで伝播し始めました。このして聖霊降臨びます

私たちは、新しい覚悟で、聖霊の働きを期待して、神様の前に進まなければなりません。仙台聖フランシス教会の上に、聖霊降臨の驚くべき恵みを再び強く降りてくださることを信じましょう。